うえだまゆみ

代表・演劇:上田真弓 UEDA Mayumi

★役者/朗読・即興パフォーマンス
★ワークショップファシリテーター(案内役)
★講師
★脚本、演出
★絵を描くワークショップ
★企画製作

大阪生まれ、広島で育つ。沖縄大学入学を機に来沖。1991年、地元の劇団の旗揚げ公演に参加。以来同劇団を中心に演劇活動を行う。劇団外のプロデュース公演にも参加。1997年同劇団退団。同年、イギリスのRADA(英国王立演劇アカデミー)春期講座受講。1997年「ホエタマカイの夜~又は、座蒲団をめぐる詩人たちのブルース」で第1回沖縄市戯曲大賞・佳作を受賞。1998年演劇企画のためのユニット、演劇企画魚の目を旗揚げし同年5月に「ホエタマカイの夜」を上演。2002年、同団体解散後、フリーで劇作、演出、舞台/映像への出演などを行う。2006年から、表現したい人をつなぐ演劇企画ユニット「ウニココ」を立ち上げ、音楽と絵とお話と演技を組み合わせたライブ活動をおこない、すべての作品の作・演出を手がける。即興演劇をおこなう満月即興では、インプロヴァイザーとして出演すると同時に、全体の構成進行をおこなっている。

1999年、琉球新報社主催の第34回琉球古典芸能コンクール・琉舞新人部門合格。2003年、同優秀部門、2007年、同最高部門合格(玉城流扇寿会)。2001年、第36回琉球古典芸能コンクール三線新人部門合格(安富祖流)。また、テレビのレポーターやラジオのパーソナリティ、ナレーターとしても活動。

○普通教員免許(一種社会科/中・高等学校)○国連英検B級、実用英語検定準1級
◯教育学修士(2013年琉球大学教育学研究科教育学専修修了)
*珊瑚舎スコーレ講師(2005〜2010/演劇)
*沖縄国際大学非常勤講師(2009〜2012/教職総合演習)
*琉球大学非常勤講師(2012〜)

主な公演(劇作、演出、出演)2000年、佐敷町町民ミュージカル「りっか!この風に乗って」(戯曲)2002年、玉城流翔節会玉城敦子独演会「潮花」(構成演出)2002年、舞踊コラボレーション作品「森」(構成演出)〈コンテンポラリー、琉球舞踊、ジャワ舞踊(ジャワより招聘)によるコラボレーション作品〉2003年、那覇市の子どもたちのためのワークショップ&発表公演「パパイヤ島の冒険」(講師/構成演出)2004年、城南小学校の子どもたちによる劇団・南南劇団の公演「ゆうれいらららん」(講師/構成演出)2006年、珊瑚舎スコーレ5周年記念ミュージカル「月夜の相対性理論」(脚本・演出)、2006年8~10月、宜野座の子どもたちのためのワークショップ&発表公演「にぎやかななつやすみ うみ・そら・むかし~ぼくたちの出会った不思議なともだち」(講師/構成演出)2006年9月、演劇空間「大地」公演「愛しのアルゴン~夏のおわりのデリケートな夜のはじまり」(作・演出)2008年、ウニココ第1回演劇公演「おとなとこどものためのおはなしのよる、春。」(構成演出、出演)、ウニココ第2回演劇公演「HOME SWEET HOME~おうちに帰ろう。」(構成演出、出演)ウニココ第3回演劇公演「おとなとこどものためのおはなしのよる、夏。」、ウニココ第4回演劇公演「同、秋。」、2009年、ウニココ第5回演劇公演「同、冬。」ウニココ第6回演劇公演「同、雨。」国際児童青少年演劇フェスティバル沖縄フリンジ公演参加「ウニココ、ココデ」、2011年、国際児童青少年演劇フェスティバル関連企画「おとなとこどものためのおはなしのよる、雨。ー3つの雨のおはなしー」。2008年から、宜野座村の子どもたちとワークショップをして演劇作品をつくるプロジェクトで作、演出、企画進行をおこなう。2008年「天人のいた空」2009年「石のおはなし〜旅する石をめぐる小さな冒険のものがたり」2010年「これは星の夜に岩場でとんかつを食べるやどかり。」2011年「マサカサカサマ!」2012年「あおいまるい空をみた。」2013年「真夏の夜のロボット」。2011年、珊瑚舎スコーレ10周年記念ミュージカル「日食の昼〜サバニを漕ぐ」(脚本・演出・指導)2014年7月〜9月 宮本亜門演出演劇公演「TEE! TEE! TEE!」(演出助手)、2015年11月『南城市 文化遺産巡りコンサート』ウニココで参加(作・演出・出演)2016年10月サン・シラブ公演「ひととき」伝統楽器による演奏と語り(構成演出・出演)2017年5月憲法講演会 学生による朗読劇「すべての国が戦争を放棄する日〜おきなわから」(作・演出/指導)2018年5月「いき Breath」映像・朗読・ダンス・音楽(脚本、演出、出演)/ほか。

映像に、岸本司「スイーツライフ」2015年、宮平貴子監督「わたしの宝もの」2016年、シンガポール映画/バナナマナフィルムス「Jimami Tofu」(出演、スクリプトスーパーバイザー)2017年/照屋年之監督「NAGISA」2018年/ほか。

その他、月に一度のウニココのインプロワークショップ(講師、ファシリテーター)をおこなう。月に一度の満月即興インプロライブ(構成進行、出演)は、2015年から、劇場やカフェ、絵本屋、バー、走るモノレールなどさまざまな場所で、現在まで38回開催。ドラマ教育研究会(沖縄での実践発表、進行など)。2016年夏、カナダカルガリーのルースムースシアターで開催されるキースジョンストンの10日間ワークショップに参加/インターナショナルインプロスクール参加。

演劇/演劇教育に関する論文に、「学校の演劇―『学校劇』と日本の演劇史」(共著)2013年7月『琉球大学教育学部紀要』第80集、ドラマを使った大学での授業の記録 別の人になって物語を体験する―『天人のいた空』」(共著)2015年2月『琉球大学教育学部紀要』第80集「原子力発電所の事故について別の人に「なる」ことで考える―特別活動の授業におけるドラマ教育の実践―」(単著)2016年3月、臨床教育学研究 第4巻、「『なる』ことで考える平和教育〜シズさんの人生をたどる沖縄戦とその後のくらし」(単著)2019年3月、臨床教育学研究 第7巻。ほか、貧困についての論考に、「家族の向こう 見つけられない困難と希望について」高校生活指導205号、「家庭のなかの貧困 奪われる子ども、引き受ける子ども 若年出産女性の聞き取り調査から」子ども白書2018