猫と山羊

猫と山羊

unicoco’s stories and music for peace
へいわのためのおはなしのひる、猫と山羊

日 時:2024年8月4日(日) 午後4時開演(1時間程度)

    美術館は9時半から開館しています。  
場 所:佐喜眞美術館 https://sakima.jp/
     〒901-2204 沖縄県宜野湾市上原358
    TEL:098-893-5737 

料金:大人2000円、高校生以下500円、未就学児無料 
(入館料含む/大人 900円 大学生・シルバー800円 中高 700円 小人 300円)

主催:unicoco、佐喜眞美術館

 今年6月、「猫と山羊」の公演をスタートして、その前から、この舞台を佐喜眞美術館でできないだろうか、と考えていました。平和を想う静謐な場所、たくさんの人たちが大切に思い、平和を願い、想像し、一生忘れない。そういう場所で、フミさんのことを語りたい。子どもたちの歌声を響かせたい。お客さんと一緒に物語をつくりたい。
 それで、名護と首里でそれぞれ大切な舞台をすることができて、とてもありがたくて、それから考えて、今の「猫と山羊」は時間がすぎればまた違うものになってしまうから、今の「猫と山羊」をどうしても、一度、佐喜真美術館でできないでしょうか、と館長にお話をして、いいです、やりましょう、と言っていただきました。子どもたちがいるからこその舞台で、子どもたちというのは忙しく、本当に、奇跡のように都合がついたのが8月4日でした。佐喜眞美術館もこの日は偶然大丈夫で、この日は新月です。月のない空に、たくさんの星が光るでしょう。
 真ん中の展示スペース(沖縄戦の図が展示してあるお部屋の隣)で、悲しいけれど、明るくて楽しい舞台をします。
 ものすごく大切な舞台になります。
 どうか、見に来てください。  

 それから、入場料には、入館料が含まれています。中高校生は、このお芝居のチケットを買うと入館料より安いという事態にもなっています! この機会に佐喜眞美術館の展示もゆっくりご覧になってください。(上演準備のため、当日午後からは一部ご覧になれない作品があります。)


「ひみつのねこ」 作・絵 上田真弓
そのねこはひみつのねこ。どんな色かどんな形かわからない。じゅもんを言ったらあらわれて、どんなねがいもかなえてくれる! じゅもんはね、来た人だけにおしえてあげる! いっしょにじゅもんをとなえよう!

「山羊と雪」 作・上田真弓
ぼくのひいばあちゃんの話。ぼくのひいばあちゃんは、文の子どもと書いて、文子さん。フミさんは、お手紙を書くのが好きで、お手紙をたくさん書いた。ぼくのひいばあちゃんのことを、話そう。

2019年夏に名護市内で子どもたちと一緒につくった名護発信の短編映画「ひみつのねこはどこにいる?」の原案になったお話「ひみつのねこ」(音楽と紙芝居)と、昨年、第35回琉球新報児童文学賞で佳作を受賞した作品「山羊と雪」(音楽と朗読)の二作品をお届けします。それから、うたもあります。

作、構成、演出 上田真弓
紙芝居 上田真弓、上原尚子
朗 読 上田真弓
音 楽 古謝麻耶子、船田まき
う た かなえ、すず、さり、みんな
制 作 unicoco


公演を観たお客様の感想から———————–

「本当に素敵な舞台でした! 特に紙芝居が可愛くて、感動しました。猫と山羊の物語、心に残ります。」 「みんなよかったーーー!! 大人だけど来てよかったです。」「光景がありありと目に浮かび、涙が出ました。」「物語の世界観がすごすぎる、素敵すぎる。音、楽器と声と合わさってより盛り上がった。見ているこちらも参加できて、楽しかった。」「作品の文章力がスッと心に響くものでした。声の響き、楽器、歌、総合的に感動しました。」「感動をありがとうございます。 山羊の朗読スゴく良かったわ。私の頭にしっかりとイメージができあがって、映画を観ているような感覚でした。泣いたわ~。声がかわるくらい泣きました。」